災害時に備えましょう!!
万が一の非常時、あなたはペットとどう避難するか考えていますか!?
ウチの家は耐震対策バッチリだからダイジョーブ!と思っている方・・・
災害は地震だけではありません。
*近所の工場の火事や爆発、有毒ガス
*お隣の火事(マンションの場合、上下階も)
*台風、竜巻による電柱等の倒壊、屋根の被害・・・
まさか、ということが起きる可能性は充分あります。
自分や家族がケガをして入院することになり、やむを得ずペットだけを避難所に・・・
という場合もあります。
そんな万が一に備えて、愛するペットにも災害時の備えをしておきましょう。
《準備しておきたいもの》
*ケージ、キャリーケース、バリケン等、安全に移送できる用具を飼育頭数分
*食べなれているフードを1週間分程度
特に療法食はすぐに手に入らない場合があります。
*水
*リード、首輪、ハーネス、迷子札
*排泄物処理のための紙や袋、ペットシーツ、猫砂、古新聞
*体臭予防のためのウェットティッシュ(水のいらないシャンプータオル)
*被毛飛散防止のための服、ブラシ、コーム
*慢性の病気がある場合は常備薬
*鑑札、注射済票(常時つけておく)、飼い主名や連絡先の入った名札
*愛犬、愛猫ノート
ワクチン接種履歴、既往症、生年月日、鑑札番号控え、避妊去勢の有無、かかりつけ獣医さんの名前と連絡先、飼い主の名前と連絡先 など
*愛犬、愛猫の写真
特徴がわかるような写真を、裏に名前・連絡先を書いてノートに入れておく。
トリミングする愛犬の場合、トリミング前後の違いもわかるように、飼い主や家族と写っているものがあればなお良い。
《日頃から気をつけておくこと》
*犬は自治体に登録し狂犬病予防注射を接種しておく(義務付けされています)
*混合ワクチンを接種しておく。
狂犬病注射、混合ワクチンを接種していることが証明できないと避難所で受け入れしてもらえない可能性もあります。
*避難所と、そこまでのルートを調べておく(車が使えないことも想定する)
*ゴミ出し場所や自動販売機のある場所は、ガラスが散乱する可能性もあるため、周りの状況もよく確認しておく。
*ハウス、ケージに入る練習をしておく。
*誰に触られても落ち着いて過ごすことができるように、また、吠え、飛びつき、噛み付きを抑制できるようしつけをしておく。
あなたのお近くの避難所が必ずしもペット受入れ可能な場所とは限りません。
場合によっては、ペットだけ別の場所か、一時的な里親さんに預けなければならない場合もあります。
またパニックになったペットがあなたの手を離れて逸走してしまい、どこか知らない場所で保護される可能性もあります(特に猫の場合)。
地震など大規模災害の場合、あなたの街の自治体も、いつもの獣医さんも、お散歩仲間やお友達も、皆 『被災者』 になってしまうことをよく考えておきましょう。